今回は、海外ドラマ『ハリウッド』『グリー』『ヴェルサーチ暗殺』などを手掛けたライアン・マーフィー氏制作『ポーズ』は、全体的にお洒落で洗練されたイメージなんですが、Netflixでは視聴できなくなっています。
『ポーズ』てどんなドラマ?
1980年代のニューヨークを舞台に、ボール・カルチャーを通してアフリカ系とラテン系のLGBTQコミュニティが描かれています。
1987年のNY。
Netflix
LGBTQのボールにすべてをささげるブランカは、自分のハウスを作り、エリート客に恋をした風俗”嬢”や才能あふれるダンサーのマザーとして歩み始める。
原題:POSE
原作・制作:ライアン・マーフィー、ブラッド・ファルチャック、スティーヴン・カナルス プロデューサー:ジャネット・モック
放送:FX 2018年6月〜
LGBTQのボールは実際にも行われており、ボール・ルームと呼ばれるダンスシーンでポーズをとりながら踊る様子がファッション誌VOGUEのポーズと似ていたことからヴォーグ、ヴォーギングと呼ばれるようになった。
1990年に歌手マドンナのシングル『ヴォーグ』のミュージックビデオ、1991年のサンダンス映画祭審査員特別賞を受賞したドキュメンタリー映画『パリ、夜は眠らない』(1990年)が公開され大衆化した。
参考:wikipedia
ライアン・マーフィーさんってどんな人?
アメリカの脚本家、映画・テレビドラマの演出家、エグゼクティブプロデューサー。
私生活では同性愛者であることを公言。
脚本には同性愛者がよく登場している。
自身もゲイであることを公表していて「ストレートの男性がトランスジェンダー役を演じる時代はもう終わり。」と言っている。
5人のトランスジェンダーの俳優がレギュラーキャストとして決定し、総勢50人のトランスジェンダーの俳優が起用された。
まとめ
私はこのドラマを観るまで、『ポーズ』に描かれている実在したボールカルチャーを知りませんでした。
マドンナのヴォーグも知っていたし、雑誌VOGUEもダンスのヴォーギングも知っていたけど、この『ポーズ』に描かれている、ボール、ハウス、マザーのことは、このドラマではじめて知りました。
『ポーズ』はこのボールカルチャーをそのまま切り取ったようなドラマ。
感動はもちろん、とってもゴージャスで面白い、お洒落なドラマです。
第1話のスタート部分が特に気に入りました。
本ページの情報は2022年10月時点のものです。最新情報は各サイトにてご確認ください。
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