XGIMI Mo Go購入しました。
プロジェクター好きで今までも様々なプロジェクター、特にモバイルプロジェクターを使い続けています。
大手では最近のLGのチャレンジ精神あふれるものづくりに感動しています。
新しい会社では、今回ご紹介する ぐいぐい伸ばしてきているXGIMIです。
XGIMI社について
XGIMIは、2013年設立のとっても若い会社
XGIMI(极米科技)は、2013年11月にZhong Bo氏、Xiao Shi氏、Liu Zhiming氏、Liao Yang氏、Yin Lei氏達がBaidu Venturesや成都政府の支援を受け設立されたまだまだ若い会社です。
ずっと昔は、SonyやSharpなどがクリエイティブで洗練されたガジェットを作り続け リリースごとに驚きと感動がありましたが、最近は なかなか日本企業で見ることができなくなってきているのが残念です。
2016年2月に発売されたソニー SONY プロジェクター LSPX-P1に淡い期待を感じましたが、残念ながらルーメン値は低いままで私的には使い方に困り手放しました。
XGIMIは、家庭へのプロジェクター革命をもたらしたポップインアラジンのOEM生産を受託しているメーカーでもありますね。
箱出しから最初のセットアップ
設定は超簡単でした
箱から出して、リモコン上の2つのボタンを長押しでペアリング完了。
余談ですが、
家庭内に2台のポップインアラジンがあるのですが、Mo Goを設定した部屋の天井にあったポップインアラジンがMo Goのリモコンに反応してしまい一旦ポップインアラジンの電源を落とすことになりました。。
スペック
日本で販売するときは、2000年前後からANSIルーメンという単位で表示することで統一されています。
Amazonなどのサイトでは、ANSIルーメン以外での表記をしているところが多いため注意しましょう。
ANSIルーメンと記載の無いルーメンでは全く明るさの単位が異なります。
こちらのXGIMIはANSIルーメンなので消費者にとってわかりやすいですね。
項目 | 値 |
明るさ | ANSI 210ルーメン |
表示 | DLP |
標準解像度 | 960 x 540 (540P) |
対応解像度 | 1080P / 2K / 4K |
投影方法 | 前方、後方、吊り天井 |
ストレージ | 16GB |
ミラーリング | ChromeCast |
OS | Android 9.0 |
入力ポート | DC x 1 、HDMI x 1、USB2.0 x 1 |
出力ポート | ヘッドフォン x 1 |
WiFi | DUAL-BAND 2.4/5GHZ、802.11A/B/G/N |
Bluetooth | 4.2/5.0 |
消費電力 | 45W |
電圧 | AC100-240V |
サイズ | 146 x 105.5 x 94.5 mm |
重量 | 900g |
標準解像度は、実際に表示する解像度です。
対応解像度は入力に対応している解像度ですね。
AC100-240Vなので海外旅行や海外出張にも安心です。
ホームシアター的活用
iPhoneで撮影したのですが、画像でみると鮮明に思えないかもしれませんが 十分鮮明かつ迫力があります。
もちろん部屋はカーテンをしめて暗くすれば完璧です。但し、以下のように日差しのさす お昼過ぎにスクリーンをたてても十分見ることができます。
スクリーンとMo Goの距離を離せば もちろん更に大画面で鑑賞することも可能です。
設置しづらくても大抵の場合は自動的に焦点を併せてくれるので問題がありませんが、極端な角度の場合は手動で台形補正をして上げる必要はあるかもしれません。
そのときにも簡単に補正することができます。
天井に投影するのも良い感じ
Mo Goはバッテリー駆動でごろんと寝転がせることもできるので、ベッドの上において天井に投影する鑑賞方法もなかなかよかったです。
スピーカーはHarman/Kardonなので音も良い感じです。
Spotifyや外付けBluetoothスピーカーとしての利用も良い感じでした。
寝転びながらの映画鑑賞がこれほど快適とは、、
テレビ的活用
気軽にどこにでも持ち運べるMo Goですが、意外に良かったのが机横の壁に投影するニュースなどのライブ画像です。
コロナ感染者拡大や豪雨のニュースなど、ちらちらみながらこの記事を書いています。
ビジネス プレゼンに使えるの?
5名くらいの小規模なミーティング時、プレゼン内容によりますが 私のように画面上にテキストを表示したりするプレゼンには不向きですね。
少し文字が滲んでしまいます。
当初はiPad、mac、iPhoneなどの端末からアプリ”Chromecast Streamer”(Advanced)を用いてミラーリングしていたので、アプリが原因で文字が滲んでいるのかと思いましたが HDMI接続をしても同様に滲む結果となりました。
もちろん、拡大すれば文字もきれいに見れます。
これは程度の問題なので、あくまで私の主観による判断です。
そのため、最近はヨドバシでも取り扱いがありますので店頭で確認されてからのご購入をおすすめします。
拡大すれば鮮明です。
まとめ
ものづくりは自ら勉強したり真似をしたり創意工夫で自分のものにしていくのでしょうが、6-7年くらいまでは安かろう悪かろうという品質のものが海外メーカー製に多かった。
ですが、今は良いものづくりを自分自身のものにして更に上を目指しているような気がします。
XGIMIやDJI、Insta360などはまさしくそういう企業なのかと思います。
Mo Go Proは、誰もが簡単に楽しめる拡張性のある、どきどき感をもたせてくれるガジェットだと思います。
ビジネス用途でも良いかとは思いますが、文字の鮮明さ特に白背景時の青文字のにじみ具合が気になるので、どのような方が購入されると良いか、明確に分かれる端末です。
ご自宅で映画鑑賞、音楽、Youtubeなどを楽しむ方にはこれ以上無いくらいの製品です。
ホームユースでは間違いなく買い!
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